本日は王道黒のタキシードについてのご紹介です。
ここ数年は、コロナの影響で結婚式が少なかったため当店でも注文が減っておりましたが、やはり一定のニーズが毎年あります。
タキシードは普段、着る機会がないため、着用ルールについてご質問を受けることが非常に多いです。岐阜のオーダータキシードといえば、サツキテーラー!という自負のもと、タキシードに関するうんちくをシリーズものでご紹介していきたいと思います。
まず、第一弾はラペルの形状について。
ラペルとは衿の形のことを指しています。
通常のビジネスでは、ノッチドラペルといって平らなラペルが中心ですが、
タキシードでは、トップ画像のように上衿と下衿が繋がって丸く弧を描くように仕立てたショールラペル。もしくは、下記画像のようにとがったタイプのピークドラペルがございます。
タキシードを着用する場合は、通常のノッチドラペルは避けてこれらの2つのどちらかを選択します。
皆様はどちらがお好みでしょうか?
まず、ショールの方が柔らかい印象を与えやすく、ピークドの方は自己主張が強めになります。比較的、アメリカはショールが多く、イギリスはピークドが多い傾向にあります。また、地域によっては、ゲスト側はピークド、主催側はショールといった分け方をしているところもあります。
ただ、こちらに関しては厳密なルールがあるわけではありません。
そのため、まずは、ご自身の好きなデザインの方で選んで頂ければと思っております。
ひとまず、今回はラペルについてでした。
タキシードに関しては他にもいくつかポイントがありますのでまた追ってご説明いたします。
岐阜のオーダータキシードならSATSUKI TAILORへ。